生保営業の『型』がない……損保代理店でも今日からできる、公的保障を武器にした提案手法
「自分は生保を売れるが、部下や事務スタッフには教えられない」
「生保のロープレをやる時間がないし、何を教えていいか分からない」
「結局、特定の担当者だけが生保を売っている……」
多くの損保代理店経営者が抱えるこの悩み。その原因は、スタッフのやる気やスキルの問題ではなく、組織の中に「共通の型」がないことにあります。
本記事では、生保販売のハードルを劇的に下げ、誰でも今日から提案をスタートできる「公的保障」を軸にした営業手法を解説します。
1. 損保代理店が「生保教育」に失敗する共通の理由
生保販売の教育といえば、まず「商品知識(約款や特約)」から教えていませんか?
実は、これが挫折の第一歩です。
- 知識が多すぎて覚えられない
商品が複雑すぎて、スタッフが自信を持って話せない。
- 「売り込み」への心理的抵抗
「損保の更改時、生保を勧めると途端に空気が変わる。」というメンタルブロック
- 属人化
結局、営業センスのある人しか売れない。
これらを解決するのが、商品ではなく「国の制度(公的保障)」を起点にする提案スタイルです。
2. 誰でも同じクオリティで話せる「公的保障」のステップ
お客様にとって、保険は「手段」であり、「目的」は安心な生活です。そのためには、まず「土台」である公的保障の話から入るのが最もスムーズです。
スタッフに教えるべきは、難しいトーク術ではなく、以下の3ステップだけです。
- 質問:「万が一の時、国からいくら給付があるか確認したことはありますか?」
- 提示:お客様の家族構成に基づいた「遺族年金」や「傷病手当金」の概算を見せる。
- 比較:「今の生活費」と「国からもらえる額」の差額(不足分)を一緒に確認する。
このステップなら、強引な売り込みは一切発生しません。なぜなら、「不足額」を計算して不安に気づくのはお客様自身だからです。
3. 「教育」を「ツール」に置き換えるという発想
とはいえ、「公的保障の計算を教えるのも大変だ」という声が聞こえてきそうです。そこで、マネージャーの皆様に提案したいのが、教育を仕組み(ツール)に任せるという選択肢です。
提案ツール:Leafful(リーフル)の活用
リーフルは、複雑な公的保障のシミュレーションを「誰でも・一瞬で」行えるように設計されています。
- トークの標準化:画面に沿って進めるだけで、社労士レベルの公的保障解説が可能になります。
- 視覚的な納得感:難しい数字の羅列ではなく、グラフで「不足分」が表示されるため、スタッフが説明しなくてもお客様が納得します。
- 教育コストの削減:新人スタッフでも、リーフルの画面を一緒に見るだけで、その日からニード喚起のプロになれます。
まとめ:生保販売は「属人化」から「システム化」へ
生保営業の「型」とは、営業マンの喋りの技術ではなく、「お客様と一緒に課題を見つける手順」のことです。
「教える時間がない」と諦める前に、スタッフが自信を持ってお客様の前に立てる「武器」を持たせてあげてください。公的保障を正しく伝えることは、代理店としての信頼を勝ち取り、ひいては手数料減少を跳ね返す強い組織作りへと繋がります。